えりんぎーん

中途半端なオタクの雑記

「好きだとか惚れたとか軽薄な言葉はみんな撃ち落としてやるッ!」オトカドールのバレンタインが激アツで最高だった

バレンタインから既に丸1週間経っているけれど、そんなことはどうでもいい。

オトカドールのバレンタインはいいぞ!!!!

www.konami.jp

 

女児向けアーケードゲーム「オトカ♡ドール」に2月10日のアップデートで追加された「RaV(レイジアゲインストバレンタイン) イラ」。

ロック好きな吸血鬼のイラちゃんが、チョコミント風の新コーデと新曲「LOVE SO WHAT?」を引っさげてやってきた!

 

ロックで憤怒なバレンタイン

オトカ♡ドールには七つの大罪の名前を持つキャラクターが存在し、イラは「憤怒」に対応する。RaVイラは憤怒とバレンタインという二つの要素が見事に合わさり、最高にロックに仕上がっていた!!

www.youtube.com

LaVイラとのバトル中に流れる新曲がこちら。とりあえず聞いてみてほしい。

サウンドのかっこよさについては自分に音楽知識がない故に文字で語ることができないので、ここでは歌詞の方に触れていこうと思う。

 

バレンタインの新曲ということは、誰かにチョコを渡すドキドキとかを歌ったラブソングかな?と思ったら大間違い。巷のバレンタインへの反骨精神溢れる歌詞だった。

公式サイトにフルバージョンの歌詞が載っているのでぜひ読んでほしい。

物欲しそうにチョコレートという愛の勲章を求める男や、本命じゃない相手に保険をかけている女を「笑うわ」「呆れる」と一刀両断、もといBANG!BANG!BANG!と撃ち落とし、遊びの愛はいらないと叫ぶ。ロックだ!

歌詞には書かれていない軽蔑するような笑い声や、大サビ直前の「LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE LOVE(略)SO WHAT?」のシャウトなど聴きどころたっぷりの名曲。

 

そして、この曲を聴きながらイラとバトルするのがたまらない。

ホンキバトル開始時のセリフが「絶対、断ったりしたら許さない!」

魔法で攻撃しながら、「絶対間違ってる!私がこんな気持ちになるなんて!!」

ヒメモード(キャラ固有必殺技)で「一生懸命なの、だから怒るの!

……と、全力でイライラをぶつけてくるのが実にいい。エネルギッシュ!

イラが主に使用するシャウト魔法の効果音もパワフルさに拍車をかけている。

可愛さと憤怒成分の絶妙なバランスで、バトルするのがすごく楽しい。

音が大きく設定されて他のゲーム機に埋もれないゲーセンでやったらもう最高。

 

オトカドールの憤怒バレンタインはいいぞ。イラちゃんはかわいいぞ。

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オトカドール 「ココロの絵の具」について語彙力ないけど語りたい

もうすぐ稼働開始から2周年を迎えようとしている女児向けアーケードゲーム、「オトカ♡ドール」。2016年12月のアップデートで追加された新曲が公式Youtubeに出揃ったので、その中の一曲をメインに語っていきたいと思います。

 

ゲーム公式サイトはこちら↓

www.konami.jp

 

前回の記事はこちら↓

eringiiiin.hatenablog.com

「あい」と「あいの影」

今回語る曲はこちら。「あいの影」というキャラクターとのバトル中に流れる楽曲です。

youtu.be

真っ暗な髪に悲痛そうな表情の彼女は、プレイヤーの分身であるドールの「あい」とかつて別れ、忘れられた「」。

元気で明るく、誰とでも友達になれるあいとは正反対に、常に暗い表情を浮かべ、ひとりにしてと繰り返す彼女。

「ココロの絵の具」はそんなあいの影の心の叫びと言っていい曲です。歌詞はこちら

 

この曲の特徴的なところは、あいの「オトカドール〜このゆびとまれ〜」と「素敵なFACE」の二曲のメロディーが入っている点。歌詞も部分的に変更され、同じ言葉が全く違う意味を持つアレンジになっています。

 

ゲーム全体のテーマ曲でもある「このゆびとまれ」のアレンジは、

泣きたくても負けそうでも 本当の自分の姿見えてくる 涙拭いて今すぐこのゆびとまれ

という歌詞を

泣きたくても負けそうでも イイコな自分の役を演じた 上を向いて涙こらえてた わたし…

というものに。まさに影といった感じですね。

 

ココロの絵の具の歌詞では1番から2番のサビにかけて「いろんな色のココロの絵の具はひとつひとつ純粋で綺麗だけど、混じり合えば濁って暗くなり元に戻れない」という事(人間関係のトラブルの暗喩?→誰とでも友達になれるあいとの対比?)と、自身の孤独と苦しみが語られます。

 

そしてCメロ、「素敵なFACE」のサビのアレンジです。

「素敵なFACE」には「鏡の向こうにいる泣き虫の同じ顔」に話しかけ、仲直りしようとする歌詞があり、発表された順番は逆ながらもあいの影という存在へのアンサーのようになっています。

あい

ねぇいつだって一緒だよ どんな時だって…

という語りかけに対して、あいの影は

ねぇいつだって一緒だと わたしに言ってくれた あの言葉本当なの? 信じていいの?

でも今はまだ そっとしておいて欲しい気持ち ワカラナイ… どうしたんだろう わたし…

と、迷いを持ったまま応えられずにいます。この後も「このゆびとまれ」のアレンジが入るのですが、そこでもあいの影の気持ちに決着はつかないままで歌は終わってしまいます。しかしその後、ガラスが割れるような音が響き……。

オトカドールは優しい世界

オトカドールの舞台は魔法が使えて天使や魔女っ子、小悪魔などがいるファンタジーな夢の世界、でも実はドールもライバルも「ゲンジツ」に存在します。

これまではドールが「嘘つき」「泣き虫」「羨ましがり」など、人間の欠点とされる性格から生まれたライバルと戦い友達になるというストーリーでしたが、今回はドール(の中心であるあい)から切り離された影と出会いました。

オトカドールの舞台は一種の精神世界です。その中で他人や自分の欠点から生まれたライバルとバトルするのですが、それは欠点を倒し、消すためではありません。

バトルを繰り返す事でライバルとの仲良し度が上がるというシステムがオトカドールには存在します。バトルはコミュニケーションなのです。

そして、ドールと友達になっても浪費家な子は浪費家なままだし、ナルシストな子はナルシストなままです。欠点を矯正されるわけではありません。私はこれをとても優しい事だと感じました。

 

「ココロの絵の具」の歌詞は忘れられた影の悲痛な言葉で、聞いているだけで込み上げてくる辛さがありますが、でもこの歌の本質は影の抱く絶望ではありません。

そう言い切れるのは、きっとこれが今まで上記のようなストーリーを歩んできたゲームの曲だからでしょう。

欠点を持つ相手と、欠点をそのままに友達になってきたように、あいはきっと自分の影も自分の一部として受け入れることができる。

今後のオトカドールの展開にもまた期待を膨らまされる新曲、新ストーリーでした。

今回語ったあいの影にまつわるストーリーを遊ぶには

1回目のプレイは物語の導入、チュートリアルになるのであいの影と会うことはできませんが、2回目以降のプレイで「アクト2」を選択することであいの影とバトルができます。

遊べるお店は公式サイトからチェック!

 

オトカドールというゲームを全力で布教したい

オトカドールっていう女児向けアーケードゲームが本っっっ当におすすめなんでやってください!!!!!!

…って事を言いたすぎて思わずブログを開設してしまいました、えりんぎーんという者です。この記事で少しでもオトカドールに興味を持っていただければ、そしてあわよくばプレイしていただければ嬉しいです。

 

オトカドールとは?

KONAMIの女児向けアーケードゲームで、リズムゲームコマンドバトルおしゃれの三つの要素を合わせ持つタイトルです。

公式サイトはこちら

 

オトカドールはプレイヤーの分身である「ドール」が夢の世界で魔法を使っておしゃれバトルをするゲームです。バトルをするとかわいいお洋服を手に入れられるのですが、コーディネートしてポーズや背景を決めてパシャっと撮影したドールは、なんとそのままカードに印刷されます!

いろんな衣装を集めてコーデを楽しんだり、バトル性能を追求してみたり、ライバルと仲良し度を上げてツーショットを撮ったり、一部のライバルはホンキモードに勝つことでミニストーリーを見られたり…と、オトカドールは楽しみがいっぱい!

グラフィックが超ハイクオリティ!

ドールもライバルもみんな可愛く、コーデの作り込みも惚れ惚れするほど細かい…3Dモデルの異常なまでのクオリティの高さはオトカドールの大きな特徴です。

 

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アンジェリクファーコーデを纏ったセイナちゃん(ドール名とアイカラーはデフォルトの物から変更しています)。

ケープやスカートの高級感ある装飾と冬らしいもこもことしたフォルムがなんともかわいい!

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セクシーなノクターンコーデのセイナちゃん。大胆に露出した生脚と深い紫色のスカートのコントラストで脚線美が強調されるコーデ。フリルの美しさにもご注目ください。

 

…どうでしょう?こんなに可愛い女の子が、こんなに素敵なコーデを纏って筐体の大きな画面で動いてバトルするのです。ちょっとワクワクしてきませんか?

バトルを彩る楽曲

オトカドールの魅力はグラフィックだけではありません。バトルの際、対戦相手ごとに流れる音楽もまた大きな柱です。

どの曲もそれぞれのキャラクターの個性にマッチしていて、その魅力をより深めるものばかり!稼働開始から2年経っていない2017年1月現在で40以上の曲があります。

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オトカドールの楽曲は一部アレンジバージョンとまだ公開されていない最新曲を除いた全ての曲が公式サイトで聞けちゃいます!気になる子がいたらぜひその子の曲を聞いてみてください!

えりんぎーんのお気に入りは空気を読みすぎて自分がないオートマタ、アイディちゃんの「千の木洩れ日」。

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もちろんバトルも!

グラフィック、音楽とオトカドールの魅力を紹介してきましたが、ゲームである以上忘れてはいけないのがバトルそのものの面白さ。

オトカドールのバトルは、画面はシンプルながらも戦略性あるものになっています。

 

オトカドールにはターン経過と相手の攻撃を受ける事で溜まる「ヒメゲージ」というゲージがあり、それがいっぱいになるとキャラ固有の必殺技「ヒメモード」が使用できます。

ヒメゲージを上昇させるスキルを使って一気に溜めてヒメモード!なんてバトルスタイルもできますし、逆に相手のヒメゲージを下げるスキルで妨害することもできます。

また、ゲージが溜まってすぐ使うか、そうせずに置いておくかは任意なので、先にゲージが溜まっても敵のヒメモードに合わせてバリアを張ったり回復したりするために取っておいたり…と、工夫を凝らしてライバルに勝つ方法を考えるのは楽しいですよ!

 

ドールのパラメーターや使えるスキルもコーデ次第で変わってくるので、見た目と能力面両方のお気に入りを見つけてください!

オトカドールをぜひ!ぜひ!!遊んでみてください!!!

…いかがでしたでしょうか。文章を書くのに慣れていない人間なので、読み辛い部分も多々ありましたでしょうが、ここまで読んでいただいてありがとうございます。

オトカドールはアニメやコミカライズの雑誌連載などが無い作品なので少々知名度は低いのですが、プレイしていてとても楽しい物であることは間違いないので、ぜひ一度お近くのゲームセンター等でプレイしていただけると本当に嬉しいです。

黄色いボタンを一回押したら、そのままニャンドラの声に従ってドールを選び、プレイヤーネームを入力すると、すぐにチュートリアルバトルが始まります。

バトルが終わるとドールに似合うお洋服のプレゼントが貰えるので、それを着てオトカドールの世界を思いっきり楽しんでください!!